今、バセドウ氏病の方へ

バセドウ氏病
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バセドウ病は、頑張り屋さんがなりやすい病気です。

って、自分で言うのも変ですが(笑)

これは、自己免疫疾患であるバセドウ病を自ら克服した鍼灸師の私が、自身の体験と多くの患者さんを見てきた中で確信していることです。

「もっと頑張らなきゃ」「完璧にやらなきゃ」——そんな心の癖が、甲状腺を壊していくのです。

バセドウ病と「頑張り屋さん」の関係

バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される自己免疫疾患です。

新陳代謝が異常に高まり、心臓はいつもフル回転、体は常に全力疾走している状態が続きます。

東洋医学の「心身合一(しんしんごういつ)」——心と体はひとつ——という考え方で見ると、こう解釈できます。

「常に全力で走り続けなければいけない」という心の状態が、そのまま体に現れているのがバセドウ病です。

つまり、心がいつも「もっと、もっと」と自分を追い立てているとき、体はその通りに動き続けようとします。その結果、甲状腺が限界を超えて働き続けてしまうのです。

私が「頑張り屋さん」だと気づいた日

バセドウ病になる前の私は、完璧主義でした。

特に強く縛られていた考えがありました。

「人に頼み事をすること自体が、悪いことだ」

誰かに助けを求めることは、相手に迷惑をかけること。だから全部自分でやらなければいけない。そう信じていました。

仕事も、家事も、人間関係も、全部一人で抱え込んでいました。

「もっとできるはず」「これくらいできないとダメだ」

そうやって自分を追い立て続けていたのです。

そんな私に、ある日周囲の人たちから言葉をもらいました。

家族も、上司も、友人も——みんなが口をそろえて言ったのです。

「ののは、頑張り屋さんだね」

その言葉を聞いたとき、私は初めて気づきました。

「あ、私って頑張り屋さんなんだ」

頑張ることが当たり前すぎて、自分では全く気づいていなかったのです。

頑張ることをやめたら、体が変わった

その気づきをきっかけに、私は少しずつ変わっていきました。

人に頼んでいいんだ。
助けを求めていいんだ。
完璧じゃなくていいんだ。

そして何より——自分を大切にしていいんだ。

そう心に言い聞かせ続けることで、体は少しずつ応えてくれました。

結果として、バセドウ病の症状が全てなくなりました。

動悸も、体重減少も、手の震えも、息切れも——全部です。

そして気づいたのです。自分を大切にすることは、わがままではない。むしろ、それが健康の土台なのだと。

バセドウ病の方へ——頑張るのをやめてみてください

バセドウ病で苦しんでいる方に、一つだけお伝えしたいことがあります。

あなたは今まで、十分すぎるほど頑張ってきました。

人に頼めない、弱みを見せられない、完璧でないといけない——そんな心の重荷を、ずっと一人で背負ってきたのではないでしょうか。

体はもう、限界だと教えてくれています。

「頑張るのをやめる」ことは、諦めることではありません。本当の自分を取り戻すための、大切な第一歩です。

埼玉県川越市・鶴ヶ島駅徒歩5分の「のの鍼灸室」では、心と体の繋がりを大切にした鍼灸治療を行っています。「頑張り屋さん」で疲れてしまった方、まずはお気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. バセドウ病はストレスが原因ですか?
A. 西洋医学的にはストレスが発症の引き金になると言われています。東洋医学的には「心の緊張状態が体に現れたもの」と捉えます。完璧主義や頑張り屋さんの方に多いと、私自身の体験と臨床からも感じています。

Q. 性格を変えないとバセドウ病は治らないですか?
A. 性格を「変える」のではなく、「自分を大切にする習慣を加える」というイメージです。頑張ることが悪いわけではありません。ただ、自分への思いやりも同じくらい大切にしてほしいのです。

Q. 鍼灸でバセドウ病の心のケアもできますか?
A. はい。鍼灸は自律神経を整え、心身のリラックスを促す効果があります。施術中に気持ちが楽になったとおっしゃる方も多いです。体だけでなく、心にも働きかけるのが鍼灸の強みです。

筆者プロフィール
のの鍼灸室 院長・鍼灸師 のの

完璧主義・頑張り屋さんだったことでバセドウ病を発症し、甲状腺クリーゼで入院を経験。「自分を大切にすること」に気づいたことで症状が全て消え、現在は薬・病院不要で元気に活動中。「病気は心からのメッセージ」をポリシーに、埼玉県川越市で鍼灸治療を行っている。

この記事を書いた人

のの|鍼灸師・作家

甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病)から、進展して更に甲状腺クリーゼを発症。

死の淵を彷徨いました。
バセドウ病・橋本病・リウマチ・潰瘍性大腸炎など
自己免疫疾患で悩む方に寄り添います。

kindle本2冊執筆済
現在商業出版で2冊執筆中です。

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