バセドウ病を克服出来た

バセドウ氏病

「バセドウ病、一生薬を飲み続けるしかないんですか?」

そう主治医に聞いたとき、返ってきた答えは「そうですね」でした。

でも私は今、薬も病院も必要なく、日本百名山を登り、家庭菜園で野菜を自給自足するほど元気に過ごしています。

バセドウ病(自己免疫疾患)は、薬を手放せる病気です。

これは、2017年にバセドウ病から甲状腺クリーゼを発症し、死の淵を彷徨った私が、体験をもとに確信を持って言える言葉です。

■ バセドウ病とは?自己免疫疾患の基礎知識

まず簡単におさらいします。

バセドウ病とは、甲状腺が過剰に働いてしまう「甲状腺機能亢進症」の一種です。自己免疫疾患に分類され、本来は外敵を攻撃するはずの免疫が、自分自身の甲状腺を攻撃してしまうことで起こります。

主な症状はこちらです。

・動悸・息切れ
・体重減少
・手の震え
・疲れやすい
・暑がり・大量の汗
・眼球突出(バセドウ眼症)
・精神的な不安定(イライラ・不眠)

西洋医学の治療法は、主に「薬物療法」「放射線療法」「手術」の3つ。多くの場合、長期にわたる薬の服用が必要と言われています。

でも——「一生薬を飲み続けること」に疑問を感じている方も多いはずです。

■ 2017年、私は死の淵にいた

私がバセドウ病と診断されたのは2017年のことです。

当時の症状は今思い返しても、かなり深刻でした。

・脈拍:常に100回/分以上
・血圧:150/100
・階段:5段上がるだけでヘロヘロ
・買い物:スーパーで途中休憩しないと完了できない
・家事:洗濯1回終えたら一休み、料理1品作ったら一休み

そこに、人生最大級のストレスが重なりました。

その結果、致死率の高い「甲状腺クリーゼ」を発症。文字通り、死の淵を彷徨いました。

甲状腺クリーゼとは、甲状腺ホルモンが急激に過剰分泌され、全身の臓器が機能不全に陥る、緊急を要する状態です。バセドウ病の中でも最も危険な状態のひとつです。

■ 「なぜ私はバセドウ病になったのか」——東洋医学の答え

生還したとき、私は一つの問いと正面から向き合いました。

「なぜ、私はバセドウ病になったのか?」

西洋医学の答えは「自己免疫の異常」でした。でもそれは「どうして免疫が異常を起こしたか」の答えにはなっていませんでした。

私は鍼灸師として、東洋医学の思想「心身合一(しんしんごういつ)」——心と体はひとつ——という考え方で深く掘り下げていきました。

バセドウ病は、新陳代謝が過剰になる病気です。

なぜ、身体はそこまで新陳代謝を上げ続けたのか。
なぜ、心拍と血圧を上げ続けなければならなかったのか。

その答えが、見えてきました。

■ 自己免疫疾患は「心からのメッセージ」だった

私が辿り着いた答えはこれです。

「病気は全て、心からのメッセージ」

私のバセドウ病を例にすると——

新陳代謝を過剰に上げていたのは、幼い頃からずっと「早く、速く、大人になりたい」と強く願い続けていたから。

心拍と血圧を上げ続けていたのは、「走って、今いる場所から逃げ出したい」という気持ちを、心の代わりに身体が表現していたから。

バセドウ病は、怖い敵ではありませんでした。ずっと気づいてもらえなかった、

心のSOSが身体という形で届いただけだったのです。

自己免疫疾患で「免疫が自分を攻撃する」のも、同じように考えることができます。「自分で自分を責め続けてきた心」が、身体の免疫反応として現れているのかもしれません。

■ バセドウ病・自己免疫疾患を薬なしで克服するまでの道のり

この気づきをもとに、私は心と向き合うことを始めました。

「速く大人にならなくていい」
「逃げなくていい場所にいていい」

そう心に伝え続けることで、身体は少しずつ変わっていきました。

鍼灸治療も並行して行いましたが、正直なところ、鍼灸はあくまで「自然治癒力を引き出すきっかけ」でした。

医学の父ヒポクラテスはこう言っています。

「人間は体内に100人の名医を持つ。その100人の名医とは、自然治癒力である。」

私の仕事は、患者さんの不調を直接治すことではありません。患者さんの体内に眠る100人の名医に、声をかけること。それが、鍼灸師ののの治療です。

■ バセドウ病・自己免疫疾患でよくある疑問

Q. バセドウ病は自然に治りますか?
A. 症状が落ち着いて寛解(かんかい)する方はいます。ただし再発することもあり、心と体の両方からアプローチすることが根本的な改善につながると私は考えています。

Q. バセドウ病に鍼灸は効果がありますか?
A. 鍼灸は自律神経のバランスを整え、免疫系にも作用することが研究で示されています。自己免疫疾患であるバセドウ病への鍼灸アプローチは、症状の安定や自然治癒力の向上に役立つ可能性があります。

Q. 薬をやめることはできますか?
A. 薬の中断は必ず主治医と相談の上で行ってください。私自身は心と体の両方に向き合う中で薬を手放せましたが、個人差があります。鍼灸はあくまで自然治癒力を高めるサポートです。

■ バセドウ病・自己免疫疾患でお悩みの方へ

病院に行っても、薬を飲み続けても、なかなか改善しない。

そんな方は、もしかしたら心からのメッセージをまだ受け取れていないだけかもしれません。

あなたの身体が発しているメッセージを、一緒に読み解いていきましょう。

埼玉県川越市・鶴ヶ島駅徒歩5分の「のの鍼灸室」では、心と体の繋がりを大切にした鍼灸治療を行っています。完全プライベート空間で、他の患者様とお会いしない完全予約制です。まずはお気軽にご相談ください。

【筆者プロフィール】
のの鍼灸室 院長・鍼灸師 のの

2017年にバセドウ病から甲状腺クリーゼを発症し死の淵を経験。国家資格を持つ鍼灸師として、東洋医学の「心身合一」の思想をもとに自己免疫疾患を自ら克服。現在は薬・病院不要で日本百名山も半分以上登頂済み。「病気は心からのメッセージ」をポリシーに、埼玉県川越市で鍼灸治療を行っている。

この記事を書いた人

のの|鍼灸師・作家

甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病)から、進展して更に甲状腺クリーゼを発症。

死の淵を彷徨いました。
バセドウ病・橋本病・リウマチ・潰瘍性大腸炎など
自己免疫疾患で悩む方に寄り添います。

kindle本2冊執筆済
現在商業出版で2冊執筆中です。

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